とっても美味しいみりんに出会ってしまいました。
みりんはよく料理には使うけど、特に違いも分からずという感じでしたが、このみりんは飲んでも旨い!
キッチンに置いとくとうっかりお酒としてチビチビ飲んじゃいそうなくらい。
メープルシロップのような感覚で、甘味料にも使えるみりんを今回ご紹介します。
こんな方におすすめ
- 久世福商店のみりんについて知りたい
- 料理以外のみりんの使い方を知りたい
「三河仕込 純米本みりん」ってどんなみりん?
久世福商店で扱う「三河仕込み 純米本みりん」は、1年熟成、3年熟成の2種類あります。
みりんとは思えないほどの琥珀色。
3年熟成の方は、醤油??黒酢??ってくらい真っ黒。
普段スーパーで見かけるみりんとは随分違います。
こちらのみりんは愛知県にある杉浦味醂さんで作られている「愛櫻」というみりんです。
熟成の度合で色合いも違うんですね。
そもそもみりんはどうやって作られているかというと、
- もち米を蒸す
- 焼酎と米麹をまぜて、もろみを作る
- 仕込み(熟成)
このような過程で作られます。
一般的なみりんの仕込み(熟成)は1か月~3か月ほどですが、この「三河仕込み 純米本みりん」は6カ月の長期もろみとして熟成させているとのこと。
長く熟成させることによって、色も濃く、うまみ、甘みが濃厚で味わい深いみりんになるそうです。
その熟成させたもろみを液体のみ絞り出して、さらに1年または3年熟成させます。
出来上がりまですごく時間がかかっているのですね!
みりんの種類
みりんは、大きく分けて3種類あります。
本みりん、みりん風調味料、発酵調味料に分かれます。
「三河仕込み 純米本みりん」は本格焼酎で仕込まれた本みりんです。
アルコール分は13.5度~14.5度。
お料理に使う時にはしっかり煮切ってくださいね。
アルコール分の効果(臭み消し、荷崩れ防止、食材に味が良く染み込む)などのを重視する時は本みりん。
アルコール分を気にせず使いたい(加熱しない)時はみりん風調味料にするなど使い分けが良いそうです。
実食レポ
今回は三河仕込み 純米本みりんの3年熟成の方を購入してみました。
ほんとに真っ黒!
急いで料理したら醤油と間違えそう。
ますばそのまま試飲しました。
甘さの中にコクがある、黒糖のお酒のような味わいです。
杉浦味醂さんのサイトからブルーベリージャムのレシピを発見したので作ってみました。
材料
- 冷凍ブルーベリー 150g
- 本みりん 75ml
- レモン汁 少々
作り方
- ブルーベリーと本みりん、レモン汁を鍋に入れ、10〜15分ほど弱火で煮る。
- とろみがついたら完成
私は15分程煮ました。
見た目はちゃんととろーり美味しそうなジャム。
砂糖なしにジャムが作れるのはすごい。
そのまま味見しましたが、しっかり甘みも感じながらみりんのコクのある美味しさも味わえます。
子どもも美味しいってパンにつけて食べていました。
サイトには他にもケーキなど色々レシピが載っていましたよ。
家に栗があったので、マロンペーストを作るのにも使ってみました。
砂糖も半量入れましたが、上品な甘さのマロンペーストになりました。
まとめ
高価なみりんなので、普段の料理にたっぷり使う勇気はないですが、砂糖の代わりにお菓子作りに使うのは良いかも、という感想でした。
もちろんお料理に使うと、普段の料理が格別に美味しくなるとの口コミもあったので、お料理上手な方はぜひ。